国民車プロトン、三代目「サガ」を発表
2016.10.07 経済・現地企業国民車メーカーのプロトン・ホールディングスは9月28日、三代目「サガ」を発表した。エントリー・セダン「サガ」のフルモデルチェンジは2008年以来。予約受け付けは9月末に開始している。
三代目「サガ」は二代目と比べ、全長は74ミリメートル、車幅は9ミリ拡張し、車高は11ミリメートル低くなった。シャーシの剛性は20%高まった。排気量1・3リットルVVTエンジンの出力は94hp/5750rpm、最大トルク120nm/4000rpmを発揮する。加速性能は0-100km/hが12・2秒(マニュアル車)で、エコドライブアシスト機構の搭載で燃費は100キロメートル当たり5・4リットル。燃費は旧モデルより11%改善した。トランクスペースは7リットル増量した。車体色は5種類。東南アジア諸国連合(ASEAN)新車アセスメント・プログラム(NCAP)の安全基準で4つ星を獲得した。
半島部での価格は「スタンダードMT」が3万6,800リンギ、「スタンダードCVT」が3万9800リンギ、「エグゼクティブCVT」が4万2,800リンギ、「プレミアムCVT」が4万5800リンギとなっている。
月間5000台の販売を目標に掲げている。20~30歳代の独身・エグゼクティブをターゲットにしている。