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RHBとAMMBが合併交渉か 株取引を停止

2017.06.09 経済・現地企業
RHBバンクとAMMBホールディングスが合併に向けた交渉を進めているもようだ。両社は1日、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)の取引停止を発表したことから、近く発表があるとみられている。
関係筋によると、中央銀行バンク・ネガラは両行に対し合併交渉を行うことを承認しており、実現した暁には資産規模が国内第4位の銀行グループが誕生することになる。RHBがAMMBを買収する形での合併となる見込みだ。
AMMBの主要株主は豪州のオーストラリア・ニュージーランド・バンキング・グループ(ANZ)で株式の23・78%を保有している。また創業者のアズマン・ハシム氏は12・97%を保有している。
RHBの株式の41%は従業員積立基金(EPF)が保有している。EPFはAMMBの株式の10.04%を保有しており、両行共通の株主となっている。
RHBとAMMBを合わせた資産額は3683億リンギで、RHBは278店舗、AMMBは175店舗の支店を運営している。
2015年、RHBはCIMBとマレーシアン・ビルディング・ソサイエティ(MBSB)との合併交渉を行ったが、協議は決裂していた。(6月2日号)
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