シャープ 音響関連製品のSOEMを子会社化
2017.05.08 経済・現地企業台湾・鴻海精密工業の傘下企業となったシャープ(本社・大阪府堺市)は4月24日、音響関連製品の製販を手掛けるS&Oエレクトロニクス(マレーシア)(SOEM)を子会社化すると発表した。
SOEMの株式はシャープとオンキヨー&パイオニアが39・97%ずつ、トレンガヌ基金が20・0%、個人が0・06%それぞれ保有しているが、シャープは個人から0・06%を買収し、持株比率を40・03%に引き上げて最大株主になる。買収額は4万6883・43リンギ。これまで4人だった派遣役員数を過半数に増やして子会社化する。(4月25日号)