第4四半期の業況見通しが悪化=統計局
2016.12.09 経済・現地企業統計局が11月30日に発表した今年第4四半期のビジネス傾向調査によると、信頼感指数、利益、雇用の見通しがいずれも前期より悪化した。
第4四半期の信頼感指数がプラス0・1%となり、前期のプラス2・9%からダウンした。セクター別では製造業とサービスがそれぞれ4・2%、2・6%と共にプラスだったが、建設はマイナス18・8%、卸売・小売は16%のマイナスとなった。
粗利益の見通しについては、全体の29%が増加すると予想。21・7%が減少するとし、49・3%は横ばいになるとの見通しを示した。増加するとの回答から減少するとの回答を差し引いたネット(DI値)は7・3%のプラスとなり、前期(第3四半期)のプラス11・6%を下回った。