交通ハブ「ペナン・セントラル」 年内に開業へ
2017.02.17 経済・現地企業ペナン州の交通統合ハブとなる「ペナン・セントラル」が年内にも開業する。2007年に建設事業が始動し、ようやく開業にこぎつけそうだ。
ペナン・セントラルは、旧バターウォース・バスターミナルがあったところで10階建て。長距離・短距離を含むバスやフェリー、電車、タクシーの乗降ができる。建物内部にはチケット・カウンターや小売店のほか、食堂、育児室も備える。900台分の駐車スペースも設ける。
上記が第1期目分の工事で、この建物に隣接して35階建てのホテルや商業施設、36階建ての事務所用ビルもこの後に建設する。敷地全体の工事は8期分に分けている。
この事業は2007年に当時のアブドラ首相時に始動した。しかし、連邦政府や州政府などが所有する土地の買収が難航し、2015年になって建設を開始できたという。
ペナン・セントラルはKLセントラルをモデルとしており、完成すれば、同州内の円滑な交通が期待される。(Mtown)