旅行客の出費金額 2016年は約19%増
2017.03.13 経済・現地企業ナズリ観光・文化相は1日、2016年の旅行客の出費総額が821億リンギに達し、前年比18・8%増となったことを明らかにした。観光業界では2014年から低迷している景気の回復の兆しが見えてきていると評価した。
出費のなかで特に大きいのが買い物で、昨年訪れた観光客の買い物総額は260億リンギで、前年比20・3%増。リンギ安が買い物を後押ししているとした。
今年は、電子ビザを通じて中国やインドの市場に注力し、両国からのさらなる観光客を誘致したい考えだ。
マレーシア観光局では2020年までに年間の観光客数を3600万人を目標にしており、観光客が国内で出費する金額も1680億リンギを目指している。2017年通年では3100万人の観光客数と出費金額を1140億リンギの目標に設定している。(Mtown)