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大卒者の3人に1人が失業 失業率が上昇傾向

2016.12.23 経済・現地企業
大卒者の失業率が34%となり、2013年の30%から上昇していることがわかった。大卒者の3人に1人が失業していることになるという。
統計局によると、9月の失業率は3・5%だった。9月の就業者数は1424万9600人で、失業者数が51万2600人となった。51万2600人のうち4分の1が大卒ということになる。
毎年数千人の新卒者が求人市場に入るが、彼らは就職難がさらに厳しくなっていると感じ、理想の就職先は少ないということを理解することになるという。
大卒者の失業率が高い理由として、求人市場の需要と供給のバランスが取れていないことが原因となっている。また大卒者が職を選り好みするのも要因になっており、就職しても高い給与を求め転職をする傾向にあることから、多くの雇用者は新卒者の雇用を敬遠する傾向にあるという。今後雇用が創出されても新卒者の失業率は上昇することが予想されている。
統計局によると新卒者の平均月給は3100リンギで、昨年より100リンギ上がっている。しかしインフレにより実質は上がっていないという。(12月14日)
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