WAOJEがアセアン大会開催、マ元首相が講演

海外で活躍する日本人起業家の親善団体、WAOJE（旧称・和僑会）の東南アジア諸国連合（ASEAN）年次大会、「第4回WAOJEアセアン大会」が5月12、13日の日程でクアラルンプール（KL）で開催された。マレーシアをはじめ、域内の日本人起業家が多数参加した。
13日の本祭では、主催者らの挨拶に続いてマハティール・モハマド元首相がASEAN各国と日本の関わり方について講演。過去の戦争の歴史の教訓から平和的な関係を追求していくことが重要だと指摘した。日本については戦後の回復力に驚き、テクノロジー以外でも文化や価値体系、勤労意欲、精神性など学ぶことが多いと感じたと述べ、「ルックイースト政策」導入を決意に至った背景を説明。こうした点では学ぶ事がまだまだあると述べた。（5月15日号）