ビックブルータクシー、新規アプリを発表
2016.10.04 経済・現地企業青いタクシーでお馴染みのビックブルー・タクシー・ファシリティーズ社はこのほど、タクシーの配車と宅配などを注文できる携帯アプリ「ゼプト・ブルー(ZeptoBlue)」を発表した。同社は宅配サービスの「ゼプト・エキスプレス」と提携して事業を展開する。
この新規アプリでは相乗りのほか、タクシーの予約、宅配サービスができる。宅配サービスでは二輪車、タクシー、自転車、トラックといった配達方法を選べることができる。宅配サービスでは荷物を受け取ったその日3時間以内に配達する。
現在のサービス対象地域はクアラルンプール市中心部とスランゴール州のみだが、9月末までには対象地域を拡大する予定。
新規アプリはタクシー会社が立ち上げたことが「ウーバー」や「グラブ」とは違うところ。これまでタクシー会社としての経験から運転手の経歴などは関係省庁と連携して確認を取ったうえで雇用している。また、他のアプリでは最終的な予想金額の幅が表示されるが、この新しいアプリでは固定金額を表示する。ピーク時の追加料金もないという。アプリには利用者が緊急時に警察などを呼べる機能も搭載している。(Mtown)