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JALとマレーシア航空、25日から共同事業開始 -2020/07/11
JALとマレーシア航空、25日から共同事業開始 -2020/07/11
2020.07.11
日系企業動向
日本航空(JAL)は7月10日、マレーシア航空とともに両者間で「共同事業」を同月25日から始めると発表した。成田―クアラルンプール線で週2往復ずつを運航する。
共同事業の開始により、両社は互いの運航スケジュールを調整し、乗り継ぎの利便性を高める他、追って運賃を共通化する。
JALの説明によると、共同事業はジョイント・ビジネス(JB)と訳す。特定ルート(この場合は、日本~マレーシア間)で上がる全ての収入を一つの会社のように共有し、それを一定の配分で分配するもの。利用者は両社の便を自由に組み合わせたチケットをより廉価に買うことができるほか、両国で運航されている国内線への乗り継ぎの場合、低廉な通し運賃が適用されることもある。
両社は、2019年より日本~マレーシア間におけるJB実施に向け準備を進めて来た。同年12月に独占禁止法適用除外(ATI)申請の認可を取得。今年4月に開始される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた。両社はいずれも航空同盟「ワンワールド」に加盟している。
Mタウンがプレス発表当日(10日)夜、運賃等をチェックしたところ、JALのサイトではすでに共同事業を前提とした運賃で計算されていた。全く同じ便での往復日程でも、両社それぞれのサイトで異なる価格を算出する可能性があるため、購入の際はよく確認すべきだろう。
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