マレーシアからの訪日客、上半期は約7割減-2020/08/07

日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が発表した訪日外客数統計によると、上半期（１～６月）のマレーシアからの訪日者数は７万４７４０人となり、68・６％の減少となった。 なお、６月単月では10人のみが訪問したと記録されている。
ＪＮＴＯは今回の結果について、新型コロナウイルス感染症の拡大により、３月18日以降マレーシアにおいて発令されている活動制限令（ＭＣＯ）による出国禁止が継続していること等に加えて、同月28日以降、日本における検疫強化、査証の無効化等の対象となったこと等が響いたためとしている。
マレーシア保健省は６月19日、「日本を含む６カ国について合意がまとまれば活動制限令が終了する８月31日を待たずに国境を開放する可能性がある」との見通しを示したものの、引き続き海外渡航は禁止されており、日本とマレーシアを結ぶ直行便は７月以降も大幅な運休・減便となっている。