
イオン、オンラインショッピングを実証実験-2020/08/09
イオン・マレーシアは8月28日から、独自のオンラインショッピングの実証実験を実施する。
イオン・リテールのシャフィー・シャムスディン最高経営責任者(CEO)によると、31日の第63回独立記念日前の63時間のみ行い、その後は9月29日にも実験を実施する。本格的な導入は年内または来年初めを予定している。デリバリー先は首都圏のほか、ペナン州、ペラ州をまず対象とし、将来はサバ州にも拡大したい考えだ。
現在イオンはオンライン・プラットフォームの「フレッシュ・マイ・イオン」を運営しているが、こちらは新鮮な食品類などに限られている。
同社は6日に「イオン・ライダー・プロジェクト」を始動させた。これは今後のデリバリー要員を確保するもので、イオン財団がまずは二輪車300台を寄贈した。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で失業者に対する雇用を創出するため、今後二輪車による配送者を選抜して雇用する。基本給1200リンギで1年間の雇用契約を結び、その後は実績に応じて本採用にするという。