横浜中華街・聘珍楼の倒産、マレーシアでも報道
2022.06.03 日系企業動向先に閉店した横浜中華街にある最古の中華料理レストランとして知られる聘珍楼の運営会社が6月2日に倒産したことについて、マレーシアの英字新聞ザ・スターもその詳細を伝えている。
聘珍楼は横浜で1884年に創業。戦中戦後の混乱期を乗り越え、長くビジネスを続けたものの、コロナ禍の需要減退には勝てなかった。負債額は3億円を超えているという。
戦前はマレー半島と日本との間を人々が貨客船などで往復。その窓口の一つが横浜だった。地元では、マレー華僑が横浜で飲茶点心を楽しんだという言い伝えも残る。
なお、聘珍楼は横浜市内にファストフード店、香港でもレストランやカフェを運営するがこちらは従来通りの営業を続けている。