【新着】ホンダマレーシア、累計生産台数100万台を達成-2022/03/31
2022.03.31 日系企業動向ホンダマレーシアは3月30日、累計生産台数100万台を達成した。これは、2003年にメラカ州ペゴー工場で現地組立を始めて以来の累計。この日、同工場では100万台目の車両となる新型「シビック」の出荷式が行われ、この重要な節目を祝った。
中条円(ちゅうじょうまどか)マネージングディレクター兼最高経営責任者(CEO)は、「ホンダマレーシアの設立から20年が経った。以来、私たちは進化を遂げ、大きな成果を上げてきた。2021年3月には販売台数100万台のマイルストーンを達成したが、それからちょうど1年後、生産台数100万台達成という、もうひとつの大きな節目を皆さんと一緒に祝うことができた」と述べた。その上で、コロナの大流行、世界的なチップ不足、最近の洪水など、多くの困難に直面しながらも、円滑な生産工程とサプライチェーンの運営に尽力したホンダの社員とサプライヤーに感謝の意を表した。
ホンダ・マレーシアは2003年1月にペゴー工場に第1ラインを開設。敷地面積は4万6,543平方メートルで、年間5万台の生産能力を持つ。第1ラインから最初に出荷されたホンダ車は、2代目CR-Vだった。2013年10月には、第2ライン(4万9,190.50平方メートル)でジャズ・ハイブリッドを生産。第2ラインができたことで、ペゴー工場の生産能力は年間10万台となり、7車種の現地生産が可能となった。