国際協力機構(JICA)は、来る5月18~19日の2日間、防災実務者向けのTOT(Training for Trainers)ワークショップをシャーアラムのDewan Jubli Perak Sultan Abdulで実施する。
昨年12月のスランゴール州で起きた豪雨による洪水を踏まえ、マレーシアの災害リスク軽減・予防能力を向上させるための日本の支援の一つで「地域コミュニティの安心と安全向上のための災害リスク理解に基づく防災力強化プロジェクト(SeDAR)」を進めている。これはスランゴール州政府(災害管理ユニット)、東北大学国際災害科学研究所(IRIDeS)、マレーシア・日本国際技術研究所(MJIIT)UTMと協力して実施している。
ワークショップではマレーシアと日本の専門家による合同チームが、フルランガットの災害管理・救援委員会のメンバーを対象に講義と研修を行い、災害リスク軽減・管理(DRRM)の基本的な概念、対象地域のリスク評価、地域のDRRM活動計画の方法論について学ぶ。
JICAは、4月にもセランゴール州Hulu Langatの関係者を対象としたTOTワークショップを開催している。
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