阪大、USMとASEANキャンパス設置に向けた調印式を実施
2022.07.20 日系企業動向大阪大学は、同大のASEANキャンパス設置に向けた調印式をマレーシア科学大学(USM)とオンラインにて7月14日開催した。ASEANキャンパスをマレーシアで開くのはこれが初めて。
調印式にはUSMと教育や研究交流を長年行ってきた教員をはじめとする関係者が参加、締結を契機に双方の協力関係の更なる発展を祈念した。
式典では阪大の西尾総長、USMのアディカン学長から挨拶があり、「ASEANキャンパス設置を契機に学生交流、研究者交流、産学連携の推進などに取り組む」と確認した。
今後はハイブリッド型の短期プログラムや、ASEANキャンパスを活用したダブル・ディグリー・プログラム等の学生交流を実施。さらには、環境問題など地域ニーズに応じた共同研究を推進し、地域ニーズを汲みながら、将来的にはASEANキャンパスを活用した国際産学連携も実施していくことを目指す。