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河村電器産業、シンガ社株70%取得=マレーシアにも拠点展開へ

河村電器産業、シンガ社株70%取得=マレーシアにも拠点展開へ

2022.08.27 日系企業動向
受配電設備、屋内外配線器具の製造販売を手掛ける河村電器産業(本社・愛知県瀬戸市)は8月24日、シンガポールの配電盤メーカーであるシンテック・スイッチギア&エンジニアリングの70%株取得について7月12日、合意した。同社を2023年3月末までに連結子会社とする予定。シンテックは、シンガポールだけでなくマレーシアに生産拠点を持つ。
河村電器産業は、東南アジアでの事業拡大を重要な成長戦略と考えており、2011年にタイで販売会社を設立。2016年にはタイの日系配電盤メーカーであるタイ・アイチデンキを子会社化。ついで、2018年にはベトナムに配電盤の製造・販売を担う現地法人としてカワムラ・エレクトリック・ベトナムを設立、東南アジアでの事業基盤を構築してきた。
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