化粧品・サプリメント製造のエムスタイルジャパン(本社・福岡県福岡市)は8月8日にツバメの巣研究発表会を実施した。ツバメの巣はマレーシアで生産しているが、発表会にはマハティール・モハマド元首相が来賓として参加した。
天然アナツバメの巣を活用した効果効能に対して、科学的エビデンスを見出すべく、2017年に研究所を設立し、独自の研究とブランディングに力を入れている。この「シアル酸」を含む天然アナツバメの巣のエキス化に成功、2021年より九州大学農学部片倉喜範教授と共同研究を行っている。医師でもあるマハティール元首相はこの研究に高い関心を寄せ、「マレーシアや中国ではこのような研究は見たことがない、本研究はマレーシアのツバメの巣市場の拡大に繋がる」と発言している。
エムスタイルジャパンは「マレーシア現地スタッフの雇用やケミカルを使用した偽物のツバメの巣の撲滅、採取地の環境保護にも繋がる。今後はマハティール氏との協業も視野に入れている」と今後に期待を寄せている。