エナジー・ソリューションズ(本社・東京都千代田区、ESI)は
、JETROの「日ASEAN におけるアジア DX 促進事業(第3回)において、マレーシアにおけるカーボンニュ
ートラルを実現するためのスマート保安化(ドローン&AI)
の実証事業」を提案し、採択されたと明らかにした。
マレーシアでは、政府が2050 年までのカーボンニュートラル達成を宣言し、大規模太陽光発電(
LSS)施設の建造を推し進めている。一方で LSS に設置するソーラーパネルに発生した不具合を放置した場合、計画
した発電量を達成できなくなるため、LSS 増設計画に伴う保守・点検の実施が課題となっている。
そこで、ESI は日本で展開しているドローン&AI による太陽光モジュール赤外線検査サービス「ドローンアイ」を活
用し、 太陽光発電設備 O&M のスマート保安化で課題解決することを目的とした実証事業をマレ
ーシアで行う。
JETRO の DX 促進事業補助金での実証事業内容は「ドローンアイ for マレーシアのシステム開発」「マレーシアにおける O&M コスト削減実証
」「マレーシアでの太陽光 O&M 事業者への研修実施」「マレーシアでドローンアイパートナー制度
の展開」の4つの柱からなる。
この実証事業を推進するために、TK インターナショナルと提携、スランゴールヒューマンリソースデベ
ロップメントセンター(SHRDC)でのトレーナーの育成・トレ
ーニングコース開発を行うほか、マレーシアでの太陽光発電業界団
体MPIAとパートナーリクルートの展開を進め、2024 年より事業の開始を目指すという。