NTT、データセンター「サイバージャヤ6」を着工
2022.09.06 日系企業動向NTTは、サイバージャヤに設ける新たなデータセンター「サイバージャヤ6(CBJ6)」を着工した。
サイバージャヤで6番目の施設は同施設、2万平方メートル以上の広さを持ち、CBJ5と合わせ22MWの設備負荷を持ち、ハイパースケール企業やエンタープライズ向けに対応する予定。NTTの投資額は5,000万ドル。
NTTの鈴木康雄データセンターサービス部門長は「NTTにとってアジア太平洋地域は重要な成長地域であり、マレーシアはその戦略的投資計画の中で重要な位置づけにある。今回の新データセンター開設により、国内はもとより、APAC地域でのビジネスチャンスを拡大する。NTTの投資は、マレーシアのデジタル化を支援し、国内およびAPACのデジタルエコシステムの成長を加速させるだろう」と述べている。
NTTは、2018年に2.7MWのサイバージャヤ4(CBJ4)を拡張し、2019年にサイバージャヤ5(CBJ5)の建設を開始した。7階建てのCBJ5施設は、5,496平方メートルのサーバースペースを提供し、2021年にローンチされた。CBJ1は335ラック、CBJ3は516ラックを提供している。なお、CBJ2は閉鎖されたもよう。