訪日旅行PRイベント「ジャパントラベルフェア」、好評裡に終了
2022.09.19 日系企業動向日本政府がついに外国人の個人観光客向けに入国解禁への期待が高まる中、9月16~18日にクアラルンプール郊外のプタリンジャヤにあるトロピカル・ガーデンズ・モールで「ジャパントラベルフェア2022」が開催された。
これは日本政府観光局(JNTO)クアラルンプール事務所の主催で行われたもので、マレーシア国内のアウトバウンドツアーを斡旋する旅行代理店をはじめ、日本各地自治体の観光誘致担当、さらには日本の味覚を積極的にマレーシアの人々に提供している食品関連会社やリテーラーなど、日本に関係する分野のコンシューマー向け企業が参加。ショッピングモール来場者および日本に興味を持たれた方、訪日旅行を計画する地元の人々で大いに賑わった。
マレーシア人における海外旅行の渡航先上位国として日本は依然人気があり、 日本政府による「開国」への期待が大きく高まっている。マレーシア自体はシンガポールやタイといった近隣国からの観光客が溢れ、ことに週末には主要な観光スポットが賑わっており、コロナ禍以前の状況に戻りつつある。
催しを主催したJNTOクアラルンプール事務所の松本二実所長は、「3日間のイベントが盛況のなかで終了、来場者の方に楽しんでいただけた」と喜びを示した上で、多くのパッケージツアーも販売できたことにより、「観光ビザの免除や旅行における規制が緩和されることで多くの訪日旅行者が見込まれるだろう」と期待感を示している。