髙橋克彦駐マレーシア日本大使は11月2日、テイラーズ大学テイラーズ料理研究所で開催された、マレーシアの食材により作られたフランス料理と日本の國酒(日本酒、焼酎、泡盛など)とのペアリングを試すディナーイベントに出席した。
髙橋大使は冒頭の挨拶で、長い年月をかけて日本各地の気候や素材の影響を受けながら杜氏や蔵人達により受け継がれてきた日本の「伝統的酒造り技術」は、ユネスコ無形文化遺産登録に向け日本政府から提案中であることや、日本酒のマレーシアへの輸出額は、過去10年間で4.3倍になるなど、マレーシアで日本のお酒を楽しむ方が増えていることなどを紹介した。
ディナーイベントは、國酒についてのセミナーの後に開催され、ペアリングの酒は、2021年に日本政府から「日本食親善大使」に任命された、トーマス・リン氏により選定され、参加者は、マレーシアの食材で作られた魚料理や肉料理、デザートと日本の國酒との組み合わせを楽しんだという。