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【新着】日揮とJANUS、ガス・マレーシアとパーム資源の有効利用で覚書

【新着】日揮とJANUS、ガス・マレーシアとパーム資源の有効利用で覚書

2023.03.06 日系企業動向
日揮ホールディングス(本社・横浜市西区)と日本エヌ・ユー・エス(JANUS、本社・東京都新宿区)は、マレーシアの天然ガス流通・販売を手がけるガス・マレーシアと、マレーシアでのパームオイルの搾油工程で生じる未利用資源の有効活用を通じた「パームオイル産業のサステナブル開発に向けた共同スタディ」の実施に関する覚書を締結した。
この事業では、メタンガスの発生源であるPOMEおよびEFBの回収・加工を通じてバイオメタン燃料やペレット燃料への変換、ならびに間伐材や廃木原料のバイオ原油、バイオ化成品への変換を想定し、その実現可能性を調査する。
パームオイル産業から発生する未利用資源の有効活用を通じて同業界のサステナビリティに貢献するとともに、エネルギー需要家やバイオ原料需要家によるスコープ1のCO2排出量の削減に寄与していくことを目指す。
パームオイルは食用油や化粧品など多くの生活必需品に利用されている一方、その生産過程でCO2の25倍の温室効果を持つとされるメタンガスを大量発生させる廃液および空果房残渣を排出し、同国のカーボンニュートラル化を妨げる環境課題となっている。
また、パームオイル産業では、間伐材や廃木など、バイオ原油やバイオ化成品の原料に活用できる資源が未活用のまま廃棄されているという課題も存在する。
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