JFEM、SMCと電力購入契約で調印

JFEエンジニアリングマレーシア（JFEM）とSMCオートメーションマレーシア（SMC）は3月29日、電力購入契約（PPA）に調印した。
これによりJFEMは、屋根設置型太陽光発電システムで発電した電力を20年間にわたりSMCに供給する。
なお、この案件は、JFEMにとって初の太陽光発電PPA案件となる。
JFEMは、SMCの工場屋上に550kWpの太陽光発電システムを設置。
SMCは年間で二酸化炭素（CO 2）の排出量を452t削減が達成できるとともに、電気料金の節約も可能となるという。
空気圧関連製品の生産・販売を手がけるSMCは、JFEMの技術的信頼性と長期的な事業継続性を評価。
JFEMとPPAを締結することを決定した。
JFEMの親会社であるJFEエンジニアリングは、日本国内で38MW以上の太陽光PPA案件を手がけており、JFEMはそのノウハウを活かしてマレーシアでの太陽光PPAを拡大する格好となる。