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7月20日に開催された第48回盆踊り大会について、地元の主要英字紙「ザ・スター」が詳細なレポート記事を掲載した。
セランゴール州シャーアラムのコンプレックス・スカン・ネガラ・シャーアラム(パナソニック)にて盛大に開催された。
冒頭で「数万人がセランゴール州シャーアラムのコンプレックス・スカン・ネガラ・シャーアラム(パナソニック)に集まり、毎年恒例の盆踊り祭を楽しんだ」「このイベントは日本文化とセランゴール州と日本の関係を祝うために開催されているもの」と説明。
イベントの内容について、「舞踊デュオ、盆踊りや和太鼓の踊りなど、さまざまな文化的パフォーマンスが披露され、観客を踊りに誘った」とし、また参加者は「着物を着る機会も得られた」としている。
イベントでの屋台出店について、「Don Don Donki、ケン・チャンカレー、ANA、スシキング、イオンなどが、たこ焼き、寿司、餃子、和牛串焼きなどの日本の代表的な料理を販売した」と紹介。「中には着物や日本のキャラクターを描いたコスプレ衣装を着た人もいた」と地元観衆の様子を説明している。
セランゴール州地方政府・観光委員会のン・スー・リム委員長は、盆踊り大会について「地元および外国人観光客に日本文化を紹介する絶好のプラットフォームとなっている。この祭りは、セランゴール州の発展に貢献した日本の学生や駐在員をも一堂に集めている」と述べている。
ン委員長によると、日本からセランゴール州を訪れる観光客が2022年の7万3,822人から2023年には49%増加し、11万人に増えたという。「セランゴール訪問年2025が近づく中、盆踊りのような祭りが観光客を引きつけ、来年800万人の訪問者を迎えるという目標達成に重要でだ」と期待感を示し、「盆踊り祭は、日本とセランゴール州の強い文化的絆を示すものであり、観光と文化交流にさらに貢献するだろう」と指摘している。