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筑波大学、国立大で初の海外分校を開設

筑波大学、国立大で初の海外分校を開設

2024.09.03 日系企業動向

筑波大学は2024年の新学期(9月始まり)に合わせ、クアラルンプールに「トランスディシプリナリーサイエンス&デザイン学部」を開設し、国際教育における新たな一歩を踏み出した。9月2日には、第1期生となる13人の入学式が実施された。

この学部は、日本の国立大学として初めて設立された海外分校であり、日馬両政府の協力による大規模なプロジェクトの一環である。キャンパスはマラヤ大学の施設に入っており、現状ではクアラルンプール市内のウィスマR&Dビル7階にある。

初年度の入学者数は13人で、内訳はマレーシア人7人、日本人6人である。定員40人には満たなかった。永田恭介学長は「初年度であり、募集期間が短かったため」と説明している。また、マレーシア高等教育省のザイニ・ウジャン事務次官は、「外国の大学がマレーシアへの進出当初では、定員に満たないことはよくあることであり、今後は入学者が増加する見込みがある」と述べた。

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