ホームマレーシアニュースパナ、太陽電池事業から撤退=クダ州工場も終了へ-2021/02/04
パナ、太陽電池事業から撤退=クダ州工場も終了へ-2021/02/04

パナ、太陽電池事業から撤退=クダ州工場も終了へ-2021/02/04

2021.02.04 日系企業動向
パナソニックはこのほど、2021 年度中に太陽電池の生産から撤退すると決定した。これに伴い、同社の太陽電池の主力工場であるケダ州クリムのハイテクパーク工業団地にあるマレーシア工場の稼働を終了する。ただし、国内外における太陽電池の販売は継続するという。
マレーシア工場で進めていた太陽電池ウエハ、セル、モジュールの生産は2021 年度中に終了する。また、建物、土地などの資産については譲渡を検討するとともに、マレーシア現地法人であるパナソニック・マニュファクチャリング・マレーシア(PMMA)を清算する。
パナソニックの太陽電池事業は過去数年度に渡り赤字だった。2019年には中国の同業大手GSソーラーと提携を決定し、マレーシア工場の譲渡契約も一旦、締結した。ところが要件不足を理由に両社は提携を解消。その後、新たな提携先を探したものの結果はふるわず、今回の決定となった。
ケダ州の製造拠点は2011年12月に設立された。同拠点の従業員については、「割増退職金支払や再就職支援など、誠意ある対応を行っていく」と明らかにしている。
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