日本貿易振興機構(JETRO)は、2020年に続きイノベーション・アワード「アジア・アントレプレナーシップ・アワード2021(AEA2021)」に共催として参画する。 第10回開催となる今回は10月27日~28日に実施。これからの世界において重要な3つのテーマ「ヘルスケア」「ワーク&ライフスタイルリフォーム」「サステナビリティ」に関連したソリューションを持つ、アジア各国・地域から選ばれた技術系スタートアップ30社が参加する。各社は、事業の革新性、経済的・社会的影響力、事業実行力、そして日本企業との連携・日本での事業展開の可能性など、広い観点での審査を経て、グランプリを目指すこととなる。 JETROは2019年より、アジア各国・地域の有望なスタートアップを推薦している。今回はJETRO推薦により、植物由来の空気浄化技術や、薬品を使わない排水処理システムなど、今注目の技術を有すアジアのスタートアップ10社が出場し、日本企業とアジアのスタートアップによる、新たなオープンイノベーション事例の創出を目指す。 AEA2021では、マレーシアからIHANDAL ENERGY SO LUTIONS社が「CO2、NH3、R290を使用する自然冷媒ヒートポンプによる商業/工業用の熱回収ソリューション」という事業を掲げ、セミファイナリストとして出場する。 今回のイベントはオンラインで実施される。申し込みは https://aea2021online.peatix.com/ を通じて行う。