ホームマレーシアニュース日本アセアンセンター、非出資型貿易に関するレポート発表-2021/11/26
日本アセアンセンター、非出資型貿易に関するレポート発表-2021/11/26

日本アセアンセンター、非出資型貿易に関するレポート発表-2021/11/26

2021.11.26 日系企業動向
国際機関日本アセアンセンター(所在地・東京都港区)は、「ASEANにおける非出資型貿易(NEM):日ASEAN間の新たな貿易形態の促進」シリーズ5番目の報告書、マレーシア編を発行した。
この報告書によると、マレーシアにおけるNEMは次の業態および産業で行われているという。「電機・電子(E&E)、および繊維・アパレル産業における下請け」「農業における契約農業、および食品加工業」「ホテル、ファストフード、および小売におけるフランチャイズ」
また、マレーシアがNEMによる輸出に数多く関与し、多国籍企業のグローバル・バリュー・チェーンと強く結びついていることを示している。
E&E関連製品、石油・ガス、パーム油、および繊維・アパレルといったマレーシアの主要輸出製品4品目のうち、石油・ガスおよび繊維・アパレルは、海外直接投資(FDI)、 NEM、またはその双方により推進された。1970年代以降、マレーシアはE&E関連製品の主要輸出国であり、その成長には依然として大きな伸びしろがあると分析。2018年度の全輸出額に占めるNEMによる電子機器の直接・間接輸出額は約70%であり、2015年度の66%から増加している。
E&E分野における下請産業は、競合の末多国籍企業がより低いコストを求めて部品製造を現地企業へ外部委託したことに伴い、1990年代初頭にめざましく成長した。
なお、この報告書の全文(英語)は、https://www.asean.or.jp/ja/wp-content/uploads/sites/2/NEM-Malaysia-Paper-5-full-web.pdf で、日本語による概要は、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000010699.htmlから得られる。
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