
日本のコロナ水際対策、外国人向け緩和を検討-2022/02/13
岸田文雄首相は2月12日、新型コロナウイルス感染抑制の水際対策について、緩和の方向で検討したいとの意向を述べた。
日本の水際対策では、外国人の入国が事実上不可能となっており、留学生や特定技能、技能実習生などが日本に入れない状況が続いている。
政府関係者によると、2月末に期限を迎える現行措置について「延長せず、大幅な緩和を検討している」ということだ。帰国者を中心とする1日の入国者の上限数をいまの3500人から5000人に引き上げる案も浮上しているという。
目下のところ、ビジネスを目的とする入国を緩和する方針は示されているものの、誰を対象として入国を認めるのか、日本人入国者の待機期間を短縮するのか否かといった具体的な方針については示されていない。