東京ガス、ペラ州で日本語教師派遣活動
2016.08.19 日系企業動向東京ガス(本社・東京都港区)は、地域社会への支援活動の一環としてペラ州で日本人日本語教師の派遣事業を行う。クアラルンプール(KL)の在マレーシア日本大使公邸で9日、同州スルタン、ナズリン・シャー殿下を招いて式典を開催された。
日本・国際交流基金が支援して行う。事業予算は2年間で2千万円で、派遣先はマレー・カレッジ・クアラ・カンサー(MCKK)。現在は派遣教師の選定を行っている段階で、派遣開始は来年始めになる見通しだ。東京ガスはタイやインドネシア、ベトナムでも同様な社会支援活動を進めている。地域に根ざした貢献を進める中で、地元ニーズにあわせて日本語教師の派遣延長やその他の支援を継続的に実施することも視野に入れている。
東京ガスはマレーシアから年間500万トン天然ガスを輸入しており、同社の需要量全体の40%にも達している。1992年には合弁でガス・マレーシアを立ち上げており、15%を出資している。