松原みきの 40 年前のシングル　世界 47 カ国で大人気-2020/12/1

1979年 11 月に歌手 ・ 松原みきさんがリリースしたシングル「真夜中のドア /stay with me 」がマレーシアを含めた世界 47 カ国で人気を博している。
音楽ストリーミングサービス「 Spotify 」では直近１年間で 460 万回、「 Apple Music 」でも100万回以上が再生されたという。
インドネシアのユーチューバーが日本語で歌って蘇らせたことが引き金となったとみえ、同国では1カ月のみで再生数は3万回に上った。ここから世界的に人気となり、オリジナル版に多くの人が聞き入るようになったようだ。マレーシアでの再生数も大きく伸びており、世界の「 Apple Music 」のＪポップ部門ランキングで 12 カ国で首位を記録。また、計 47 カ国でもトップ 10 に入りしている。
世界ではここ数年、日本の 70 ～ 80 年代のポップスが流行している。 80 年代前後のポップスを中心に選曲するプレイリスト「おとラボ」シリーズの第１弾「一人でしんみり聴きたい昭和女性ポップス」でも松原さんの「真夜中のドア /stay with me 」が紹介された。公開から１カ月でアメリカだけで 15 万回の再生を突破したという。
松原みきさんは1959年の大阪生まれ。子どものときからバンドを組み、1979年に上記のシングルでデビューを飾った。以後 90 年初めまでシングル 17 枚を発売して次々とベスト盤を出していった。しかし、2001年にガンとわかり、以後闘病生活を入った。2004年 10 月に 44 歳の若さで子宮頸ガンのために亡くなった。
70 ～ 80 年代のポップスの人気はまだまだ続きそうな勢いで、今後も別の歌手の歌が世界的なブームになるかもしれない。