活動制限令解除後 半年間の集会はダメ
2020.04.04 コロナ 保健省のノール・ヒシャム事務次官は4月4日、活動制限令が解除された後でも半年から1年は「人が多く集まる集会の開催は回避すべき」との見解を述べた。新型コロナウイルスが完全に消えない可能性があるためで、同令の解除後は多くの慣習も変える必要があると語った。
事務次官は最低半年は集会だけでなく、握手をせず、人との距離を最低でも1メートル取る必要があると指摘した。このため、斬新なアイデアを創出する必要があるとも話した。
多くの人が集まる毎年恒例の断食向け用のラマダン・バザールの開催が全国的にキャンセルされたことを受け、事務次官はクリエイティブなアイデアのいい例として、各家庭に飲食品をデリバリーする「E-ラマダン・バザール」を挙げた。