シンガポール就労のマレーシア人に帰国を許可
2020.04.05 コロナシンガポール政府が4月7日から1カ月間にわたり企業閉鎖と学校休校措置を講じたことで、マレーシア政府は4月4日に同国での就労ビザをもつマレーシア人に対して帰国を許可した。ただ、病院での検査が義務付けられる。
マレーシアが3月18日から活動制限令を実施した後、ジョホール州からシンガポールへの就労者は国境越えが禁じられた。このため、同国で働く多くのマレーシア人は宿泊施設に泊まりながら働いていた。
今回のマレーシア政府の措置はシンガポールで働くマレーシア人のみが対象で、シンガポールの永住権やその他査証保有者をもつマレーシア人の帰国は認められない。