KL中心部のマンション2棟を封鎖=EMCOを発令
2020.04.07 コロナ イスマイル・サブリ国防相は4月7日、クアラルンプール中心部にあるマンション2棟を「強化された活動制限令」(EMCO)として封鎖措置としたことを発表した。EMCO措置が下されたのはこれで4件目となる。
封鎖されたのは、LRTムスジッド・ジャメ駅の近くにある通り、ジャラン・マスジッド・インディアにあるセランゴール・マンションとマラヤン・マンションの2棟。
同相によると、封鎖を決めたこの2棟から新型コロナウイルス感染者が15人確認されており、EMCOの実施期間は住民ら6000人全員が検査を終了するまでとしている。
また、同日に保健省はプトラジャヤ、マラッカ州ジャシン、ヌゲリ・スンビラン州レンバオの3地域を感染地域である「レッド・ゾーン」に指定。「レッド・ゾーン」は感染者が40人に達すると指定される。
同省は6日にもクアラルンプール市内のチュラス地区を新たにレッド・ゾーンに指定。市内では4地区が感染者が多い地区になっている。