前首相 「MCO解除は急ぐべきでない」
2020.04.17 コロナ マハティール前首相は4月17日、新型コロナウイルスのワクチンがまだ開発されていないことから、活動制限令(MCO 3.0)の解除を急がず、段階的に行うことを慎重に検討すべきだと述べた。
医師でもある前首相は、「他の国のように解除した途端に感染者が増える可能性があるとして慎重にすべき」と政府に忠告。「どういった措置が感染防止に効果があるのか政府が統計や研究を重ねて試行錯誤して進めるしかない」と指摘し、このウイルスのまん延は「長期にわたって続き、活動制限令をいつ解除するかを正確に示すことは難しいだろう」とも語った。