政府、帰国希望の外国人の出身国と調整協議へ
2020.04.20 コロナ イスマイル・サブリ上級相兼国防相は4月20日、マレーシア国内にいながら帰国を希望する外国人を帰すため、出身国政府と調整に入ることを明らかにした。
同相によると、相手国側が新型コロナウイルス感染拡大防止のため国境を封鎖したり、直行便の運休により、帰国不可能な外国人が多数いる。すでに14日以上の隔離も済ませ、ウイルスに対して陰性でもあることから順次帰国させたい意向を示している。
マレーシア政府は外務省を通じ、各国の大使館と調整の協議に入ることを決めた。同相は各国政府に対して対応するよう求めた。
一方、タイ政府はマレーシアから帰国できていなかったタイ人の帰国を認めた。18日から陸路5カ所から順次戻り、同日には262人が帰国した。今後、3000~4000人が陸路でタイへ帰国する見通し。