政府、ハリラヤ大型連休の移動を検討
2020.04.21 コロナ イスマイル・サブリ上級相兼国防相は4月21日、5月末の断食明け大祭(ハリラヤ)の大型連休の移動を検討することを明らかにした。イスラム教徒人口の世界最多を誇るインドネシアでは12月29日~30日に連休を移動すると発表し、マレーシア政府も視野に入れ始めた。
同相は宗教担当の首相府相と協議のうえ、決定したいとし、近く発表するもようだ。ただ、4月24日からは通常通りに断食は行うとしている。
イスラム教徒の大型連休をずらしたことは過去になく、ずらした場合は異例の措置となる。
マレーシアでのハリラヤは5月24日から26日までで、多くが帰省する。政府は人が移動することで新型コロナウィルスの感染が再び広がることを懸念している。