政府、賃金保障100万人分を承認
2020.04.21 コロナ トゥンク・ザフルル財務相は4月21日、緊急経済対策の目玉の一つでもある賃金保障について、19日現在で労働者約100万人分を承認したことを明らかにした。
総額12億リンギにのぼり、すでに雇用主の銀行口座に振り込んだという。同相によると、15万9000人の雇用主から申請があった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が先に発表した緊急経済対策の総額2600億リンギのうち135億リンギを中小企業向けの従業員の賃金保障に当てている。月給4000リンギ以下の従業員に対して企業規模に応じて月額600~1200リンギを3カ月にわたって支給する。
同相はまた、零細企業向けの助成金プログラムとして、これまでに 助成金 4500万リンギ分が承認されたと明らかにした。申請数がまだ少なく、申請企業の増加に期待を示した。