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ハリラヤの大型連休 移動の公算大

2020.04.22 コロナ
 ズルキフリ首相府相(宗教担当)は4月22日、断食明け大祭(ハリラヤ)の大型連休について「祝うのを延期すべき」との見解を示した。ただ、イスラム指導者からなる国家ファトワ評議会と協議する必要があるとも述べ、協議後に決めるとしている。  今年のハリラヤは5月24日となるが、インドネシアでは新型コロナウイルス感染拡大を受け、連休を今年12月末に移動した。このため、マレーシア政府も連休移動の検討を始めている。イスマイル・サブリ上級相は先にズルキフリ首相府相の意見を聞いてから政府として決定するとしていた。宗教担当大臣がこのような見解を述べたため、大型連休の移動の公算は大きくなった。  ズルキフリ首相府相は「ハリラヤ初日の祈りと食事は義務」としたものの、その後のお祝い事は「オープンハウスなどで人が集まるため延期すべき」と話した。大型連休があったとしても互いの訪問を制限し、「ソーシャルディスタンス」は守らなければならないとも語った。
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