外国人の不法入国摘発数、84人=制限令開始以後で
2020.04.25 コロナイスマイル・サブリ上級相兼国防相は4月25日、不法で入国した外国人が3月18日の「活動制限令」の発令以降、これまでに84人に達していることを明らかにした。政府は外部からの新型コロナウイルスが再び持ち込まれることを警戒しており、国境警備をより強化するとしている。
マレー半島ではタイとの陸路、サバ州では海路、サラワク州はインドネシアとの陸路から入国できるが、こういったルートでの不法入国が後を絶たない。
同相はこれらのルートを「ネズミの道」と称し、徹底して監視するよう警察や軍に指示した。
マレーシアは3月18日以降、外交官や永住権保有者らを除き外国人の入国は禁じられている。