州越えの帰宅希望者申請数、25万人に
2020.04.27 コロナ マレーシア国家警察は4月27日、州越えの帰宅希望者申請数が25万人に達していることを明らかにした。政府は25日にアプリ「Gerak Malaysia」を通じて申請するよう求めていたが、2日間でアプリの登録者数も50万人に達した。
これは仕事や旅行などで自宅とは異なる州に滞在中に活動制限令(MCO)が発令され、足止めとなっている人たちが対象。政府はこういった人たちが各地にいることは把握していたが、人数を確認するためにアプリで実態調査に乗り出した。なお、実際に帰宅させるかどうかについては方針はまだ決まっていない。
国家警察は5月1日までに申請者「さらに増えるだろう」と見ている。政府は先に帰宅できる場合は5月1日以降としていたが、想定以上の人数だったとみえ、警察は「この日程も再検討することになるだろう」との見解を示している。
なお、このスキームは外国人には適用されない。