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州越え帰宅希望者 7日から移動を開始

2020.05.04 コロナ
 マレーシア国家警察のフジール・モハメド犯罪取締局長は5月4日、州越え帰宅希望者のスケジュールを発表した。  これら帰宅希望者は3月の活動制限令(MCO)が発令され、州越えが禁じられたために仕事や旅行などで別の州にいて帰宅できなかった人たち。多くが身動きが取れない事態になっていたことから政府は帰宅させる措置を模索していた。  7日にクアラルンプールに滞在する帰宅希望者の移動を開始させ、8日はペラ、ジョホール、クランタンの各州に滞在している人がそれぞれ帰宅できる。9日にはペルリス、クダ、ペナン、マラッカ、パハンの各州から自宅へ。10日はセランゴール、ヌグリ・スンビラン、トレンガヌの各州で足止めとなった人が帰宅できる。東マレーシアのサバ州とサラワク州は独自に調整する。  なお、移動に当たっては夜間の行動を勧めている。これは昼間に人混みを作らせないため。また、高速道路サービスエリアでは商店などは開けず、公衆トイレのみを開けておく。  同局長によると、4月25日から5月1日まで46万2505人が携帯アプリを通じて申請があったという。また、アプリのダウンロード数は116万件だったという。
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