
RON 97ガソリン、需要が65%も減少
RON97ガソリンの小売価格は、2週間前に1リットル当たり4.70リンギに達し、史上最高値を更新した。
補助金により、低廉な金額で抑えられているRON95と異なり、RON97は割高感があり、消費者離れがこのところ顕著だったが、具体的にどのくらい需要が落ちているのかが業界の関心事だった。
車関連のニュースを配信する「ポールタン」は、シェル石油のガソリンスタンド経営者の団体によるコメントとして「RON 97の小売価格が4リンギを超えてから販売が急落。
現在は少なくとも65%減少した」と報じた。ただ、こうした業者は、RON 97であれRON 95であれ、ガソリンの販売で得る利益は1リットルあたり15センであり、RON 97の価格上昇によって売上が減っても、業者はRON 95の販売で手数料を得られているという。