ラオス人不法労働者、国内に2,000人と推計

マレーシアで約2,000人のラオス人労働者が未登録のまま違法に働いているもようだ。ビエンチャンで発行されている英字紙ラオティアン・タイムズが報じた。 ラオス当局は「マレーシアで働くすべてのラオス人が合法的に登録され、合法的に雇用されるよう、マレーシア側と協力する意向」と述べているという。 なお、ラオス出身の不法就労者の多くは、セックスワーカーであると考えられている。

ラオス側の労働当局はこうした問題について、「在ラオスマレーシア大使館と協力し、両国の多面的な労働協力に関する覚書の締結を含め、状況を是正するためにどのような手段を講じることができるかを判断したい」と説明。 しかし、ラオスとマレーシアはこの分野での関係を記した覚書（MOU）がないため、作業は難しいかもしれない」と指摘している。