顧客のマスク着用は義務ではない＝上級相

　イスマイル・サブリ上級相兼国防相は５月８日、ショッピングモールなどに入館する顧客のマスク着用は法的に義務付けられていないと述べた。 　クアラルンプールなどの一部のショッピングモールやスーパーマーケットで入館時にマスク着用を求めているが、同相は「マスクをしなくても法的には問題ない」としながらも、マスク着用が「望ましい」としている。 　その上で、同相は「モールなどは法律に矛盾するような独自のルールを作ってはならない」と戒めた。 　クアラルンプール市チュラス地区のショッピングモールでは先に外国人警備員が新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、スタッフをそっくりそのまま別のグループと入れ替える対応を行った。また、ヌグリ・スンビラン州の工場ではクラスター感染が発生するなど、まだまだ予断は許さない状況だ。