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ペルリス州、宗教関係者の金曜礼拝を容認

2020.05.09 コロナ
 ペルリス州政府は5月15日から宗教関係者らに対してモスクでの条件付きの金曜礼拝を容認した。同州のシェド・ファイズッディン皇太子が9日に明らかにした。  一般人のモスク立ち入りと礼拝はまだ認めず、宗教指導者やモスク職員らの礼拝のみ。金曜はイスラム教徒の義務である集団礼拝だが、同州政府は条件として、12人以下に抑えること、60歳以上の人は参加を認めない、各人の間は2メートル以上空けること、礼拝は15分以内でその後は迅速にモスクを離れることを挙げた。  同州のイスラム教協議会が、州のイスラム教指導者から成るファトワ委員会や保健局の助言を受けて上記を決定したという。  同州は国内で感染者がいないグリーン・ゾーンに最初に指定された州で、現在も感染者は出ていない。活動制限令(MCO)期間中はモスクでの礼拝が禁じられているが、一部に対して金曜礼拝を容認したのはこれが初めて。
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