PJの生鮮市場周辺、感染者増で封鎖措置=8カ所目のEMCOに
2020.05.10 コロナ政府はセランゴール州プタリン・ジャヤ(PJ)のジャラン・オスマン生鮮市場周辺を「強化された活動制限令(EMCO)」に基づき5月9日夜までに封鎖措置を取った。イスマイル・サブリ上級相兼国防相は10日、これを認めた。国内の封鎖措置は8例目。封鎖措置は10日から23日までとなる。
同相によると、この地区周辺では新型コロナウイルス感染者が10日までに26人に達したことが判明。保健省の助言をもとに封鎖措置をなった。
封鎖となった同地区はPJの旧市街地で「オールド・タウン」とも呼ばれる地区の一部。生鮮市場を中心に3つのゾーンに分けられ、周辺一帯は有刺鉄線で通行ができず、出入りは禁じられている。この地区の住宅件数は2900世帯。
市場の海鮮売り場で働く51歳の男性が感染していることが4月終わりに判明。市場は同月27日に閉鎖したものの、周辺地区では感染者が続出した。同相は4月5日から18日までこの市場を訪れた人は検査するよう強く求めている。