CMCO解除後、学校は少人数のクラスに=教育相
2020.05.12 コロナ モハマド・ラジ教育相は5月12日、「条件付き活動制限令(CMCO)」が解除された後の学校では17人ほどの少人数のクラスにすることを検討していると述べた。
「ソーシャル・ディスタンシング」を徹底させるためで、現在教室の大きさなどを考慮して、1クラスの生徒数について協議していると説明した。
これまでは1クラス通常35人だったが、「ニュー・ノーマル(新しい習慣)を導入すると16~17人が妥当だろう」とし、同相は最大20人との見通しを示した。
生徒の総数自体は動かせないため、これまでの1クラスを2つにすると必然的にクラス数が倍になる。このため、学校内での教室が足りなくなり、さらに教員の割り振りにも大きく影響してくる。こういった課題をどうするか教育省では対応を協議している。
また、各学校での食堂でも「ソーシャル・ディスタンシング」の徹底が求められるほか、オンライン授業など解除後も「ニュー・ノーマル」を実施していくことになるため、「教員にとって負担が多くなるだろう」と指摘している。