ハリラヤの家族訪問は初日のみ=上級相
2020.05.15 政治・社会イスマイル・サブリ上級相兼国防相は5月13日、断食明け大祭(ハリラヤ)時の家族の訪問を連休初日の24日のみに限定すると発表した。 13日の国家安全保障協議会の特別会合で決まった。標準運用手順(SOP)に含めるとしている。 これまで政府は家族のみで20人以下の集まりのみを許可していたが、集合日も限定した格好となった。 同相はまた、家族で集合する際は「自宅のサイズを考慮に入れること」と注意を促した。例として600平方フィート(約56平方メートル)の自宅で20人が入るのは多すぎると指摘。この場合は数人程度で十分であるとした。 同相はバーレーンで夕方の断食明けに集まった家族16人が集団感染した例も取り上げ、衛生管理を徹底するよう求めた。 また、家族で集まる際のSOPには消毒液やマスクの使用、ソーシャル・ディスタンシングの徹底のうえ、食事は共有しないことが望ましいとの文言も含めるという。